不動産の登記
不動産の登記
一生のうちに、不動産の登記手続きを行う機会というのは、案外、あるものです。
たとえば・・・
Aさんの人生
- 結婚を機に、中古マンションを購入しました。先輩が安く譲ってくれました。現金で買いました。
- 5年後、手狭になったので、とうとう夢の一軒家を購入しました。不動産屋さんで買いました。
資金は、住宅ローンを組みました。
- もとの中古マンションは、半年後に何とか売れました。
- 20年後、ついに住宅ローンを完済しました。
- 5年後、知人のアドバイスで、家の所有権の半分を、妻に贈与しました。
- 20年後、Aさんの妻が亡くなりました。
- 5年後、Aさんも亡くなりました。
以上が、不動産の登記手続きに関連する、Aさんの人生です。
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Aさんは、それぞれに対応する登記手続をしました。
1.売買による所有権移転登記(個人間売買)
不動産屋さんを通さず、先輩と直接契約して購入しました。
登記手続きは、先輩の知り合いの司法書士さんにしてもらい
ました。
2.売買による所有権移転登記
住宅ローンの抵当権設定登記
不動産屋さんがいろいろ段取りしてくれました。
3.住所変更登記
すでに引越していたので、中古マンションの登記簿に記載されている
住所と売却時点の住所が違っていました。
売却の所有権移転登記(買主さんのための登記)
4.抵当権抹消登記
5.贈与による所有権移転登記(夫婦間贈与)
6.相続の登記(遺産分割)
子供たちと話し合って(遺産分割協議)、家の妻の名義(持分2分の1)
は、Aさんが相続しました。
7.相続の登記(遺言による)
Aさんは、公正証書遺言を作成していました。それより、家は、
子供たちが均等に相続しました。
人生の節目節目で、皆様のお役に立たせていただければと思っております。
⇒売買による所有権移転登記
⇒贈与による所有権移転登記
⇒抵当権抹消登記
⇒その他の不動産登記
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